このスーパーコンピューターは2026年に導入される予定で、西部カリフォルニア州バークリーにあるDOEの研究機関、ローレンス・バークリー国立研究所(LBNL)に設置されます。
DOEの高官によりますと、ダウドナにはデル製の液冷サーバーが使用され、そこにエヌビディアの最新チップ「ベラ・ルービン」が搭載される予定です。およそ1万1000人の研究者が利用する見通しだということです。
DOEのクリス・ライト長官は、LBNLで開かれた記者会見で、ダウドナの導入によって、化学、物理学、生物学といった多様な分野における科学的発見が促進されると述べました。
また、同席したエヌビディアのジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)は、「科学用スーパーコンピューターは、わが国における科学的発見の基盤だ。経済と技術のリーダーシップを支える基盤でもあり、国家安全保障にもつながる」と話しました。
この「ダウドナ」という名称は、生物のゲノム(全遺伝情報)編集に関する研究でノーベル化学賞を受賞した研究者、ジェニファー・ダウドナ氏にちなんでいます。
ダウドナ氏は、ゲノム編集の初期段階の研究ではDOEの支援を受けていたことを明らかにした上で、「今日の生物学はコンピューター技術との融合が進む極めて興味深い交差地点にあると思う」と語りました。(ロイター)
