2025年4月29日、ミシガン州のセルフリッジ空軍基地でのアメリカのヘグセス国防長官(写真:ロイター)

アメリカのヘグセス国防長官は5日、アメリカ軍で最高位にあたる「四つ星」の将官を20%削減する命令書に署名しました。長官は同日公開された動画の中で、「肥大化した本部組織から戦場の戦闘部隊への人員の再配分だ」と述べ、組織のスリム化を進める方針を示しました。

アメリカ軍の将官ポストをめぐっては、日本政府が在日本アメリカ軍の司令官ポストを現在の三つ星(中将級)から四つ星(大将級)に格上げするよう要望してきましたが、今回の決定によってその実現は一層難しくなるとみられています。

ヘグセス長官は「第2次大戦中には約1200万人の兵士に対して四つ星以上の将官は17人だった。今は約210万人の兵士に対して44人もいる」と述べ、「われわれにはスリム化が必要であり、この場合は将官削減を意味する」と訴えました。(時事通信)