会場には、およそ150人が参加し、ベトナム人労働者を受け入れている日本企業や在日本ベトナム人団体、ベトナム人労働者、日本側の関係機関、そして現地メディアなどが出席しました。
セミナーでは、日本の法律や交通ルール、防災の3つのテーマを中心に説明が行われました。いずれも日本で生活するうえで身近な内容で、安全の確保にもつながるとしています。
また、出入国在留管理庁の担当者が、出入国や在留に関する基本的な制度について説明したほか、「簡単な仕事で高収入」などとうたう詐欺や、「お金を払えば日本で働ける」といった不正な勧誘への注意を呼びかけました。こうした情報は、在日本ベトナム人が自身の権利や義務を正しく理解し、トラブルを未然に防ぐことにつながるとしています。
セミナーで、在日本ベトナム大使館のグエン・サウ公使は、「在日本ベトナム人は年々増加し、日本の経済社会の発展、そして両国の友好関係にも貢献している。一方で、情報不足などから法律に違反するケースも見られる」としたうえで、「今回のセミナーは、日本の法律に関する最新の情報を提供することが目的だ。今後も日本とベトナムの関係機関と連携し、分かりやすくタイムリーな情報提供を続けていきたい」と述べました。
一方、警視庁代々木警察署の野地署長は、セミナーの意義や在ン本ベトナム人の役割を評価しました。野地署長は、「最新の調査では、ベトナム人は日本の外国人労働者のおよそ4分の1を占め、国籍別で最も多い。在日本ベトナム人は日本の産業に欠かせない存在となっている」としたうえで、「今回の取り組みを通じて、安全で安心して暮らせるよう支援したい。困ったときは警察に相談してほしい」と呼びかけました。
セミナーの最後に、ファム・クアン・ヒエウ駐日ベトナム大使は、「在日本ベトナム人は日本の法律を守って生活していこう」と呼びかけました。
