米中両政府は議題について明らかにしていませんが、最近の米中関係の最大の対立点となっている新型コロナウイルスの感染拡大や、香港への国家安全法の導入などに関し意見が交わされたとみられます。
公表されている範囲では、両者の接触は4月の電話会談以来です。直接の会談は昨年8月以来とされます。アメリカメディアによりますと、米中双方は相手方が会談を申し入れてきたと互いに主張しています。会談の予定は直前まで発表されませんでした。
会談前、アメリカが議長国を務める先進7カ国(G7)の外相は香港問題で「重大な懸念」を表明しました。ポンペオ氏は会談でも中国による香港の民主化勢力の弾圧を容認しない立場を改めて表明した可能性があります。
また、中国が会談を持ち掛けたとするアメリカ側の説明が事実であるとすれば、中国は新型コロナウイルス感染の対応や香港問題をめぐり米中関係の亀裂がこれ以上深まるのを避けようとしているとも考えられます。(産経新聞)
