会談の様子

会談で、双方が、2018年に両国関係を包括的パートナーシップへ格上げしてから、ベトナムとハンガリーとの関係が多くの分野において積極的に発展していることを高く評価し、その中で、経済分野が両国関係の明るい焦点となっており、2024年の両国間の取引総額は約10億ドルに達しました。

両国関係を強化するための対策に関して、両国の指導者は政党、政府、議会および国民交流を含むあらゆるチャンネルにおけるハイレベル交流を引き続き促進し、政治的信頼と相互理解の強化を通じて、あらゆる分野での協力基盤を強化することで合意しました。
貿易・投資分野に関して、両国は経済協力合同委員会の役割をさらに活用し、関連機関、地方行政府、企業間の連携を促進し、EVFTA=ベトナム・EU自由貿易協定の活用を推進するとともに、IT、エネルギー、農業、食品工業、医療・製薬などハンガリーの強みを活かした投資協力を拡大することで一致しました。
ルオン・クオン主席は、ハンガリーに対し、ベトナムとEUとの間で締結されたEVIPA=投資保護協定の残りのEU加盟国による早期批准を引き続き後押しするとともに、EC=欧州委員会によるベトナム産水産物への違法・無報告・無規制(IUU)漁業に関する「イエローカード」の早期解除に向けた支援を要請しました。
教育・人材育成分野において、両国は、ハンガリーが毎年ベトナム人学生に提供している200件の奨学金をより効果的に活用し、特にベトナムが現在優先的に人材を必要としている医療、薬学、情報通信技術、環境、農業といった分野での教育・研修を強化していくことで一致しました。
また、両首脳は、国防・安全保障、科学技術、農業、医療・薬学、文化、観光、草の根交流などの伝統的分野における実質的な協力をさらに推進しつつ、デジタルトランスフォーメーション、情報通信技術、環境、水資源管理といった新たな分野における協力も拡大していく必要性を強調しました。さらに、両国は、国連をはじめとする多国間フォーラムにおいて引き続き緊密に連携し、互いに支援し合いながら、地球規模の課題解決に貢献していくことで一致しました。