イギリスのスターマー首相は2日、国防戦略の新たな柱として、次世代型の原子力潜水艦を最大で12隻建造し、2030年代後半から運用を開始する方針を発表しました。現在の国際情勢や安全保障環境の変化を受け、防衛体制の強化を図るとしています。スターマー首相は演説で「戦闘準備態勢に入る」と述べ、強い決意を示しました。

次世代型原子力潜水艦の建造は、アメリカ・イギリス・オーストラリアによる安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」に基づく共同取り組みの一環であり、現在運用中のアスチュート級潜水艦7隻と順次交代する計画です。なお、新たに建造される潜水艦は、いずれも核ミサイルではなく、通常兵器のみを搭載するとしています。

またスターマー首相は、核弾頭の開発などにも150億ポンド(日本円でおよそ2兆9千億円)を投資する考えを明らかにしました。(共同通信)