2013年に、ベトナムは正しい金融通貨政策を取り、積極的な成果を収めました。国家銀行の努力は政府のマクロ経済の安定化事業に貢献しました。その最も目立った結果はインフレ抑制とされています。
現在、ベトナムの農業部門はGDP=国内総生産への貢献度は20%を超え、輸出総額の25%を占めています。現在、人口のおよそ65%が農村部に住んでおり、農業に従事している人口の割合は5割となっています。
今年は、ベトナム経済にとって困難な年でした。不良債務問題や、不動産市場の低迷、企業の活動不調と在庫問題などを抱え、国の経済にマイナスの影響を与えました。
2013年、困難な状況にあったにもかかわらず、FDI=外国直接投資の誘致は目覚しい成果を見せました。また、ベトナムの経済再構築と発展に見合ったFDIプロジェクトが優先されたといえるでしょう。
2013年には、政府と各機関、企業の努力により、経済再構築事業が進められ、様々な結果を収めました。これらの成果は経済全体の能力、競争力、効果の向上に寄与していると評価されています。
メコンデルタ地域は13の市と省を網羅し、ベトナム経済社会発展に重要な地位にあります。これはまた、国内最大の水産物・農産物生産地としても知られてい ます。同地域の強みと潜在力を活用し、外国投資の誘致を強化するため、同地域は新たな経済発展モデルを導入する必要があるとしています。
ベトナム北部山岳地帯は豊かな天然資源に恵まれており、農業や、林業、水力発電、鉱産物開拓の発展への大きな潜在力があります。
農産物の輸出が困難な状況にある一方で、水産物の輸出は回復の兆しを見せています。海老やチャという魚などの主力品目は水産物の輸出が好調になり、水産物の輸出額の増加に大きく貢献しています。
税関手続きの電子化は企業に適切な利益をもたらすことはもちろん、行政手続の改革に関する政府の要求に応えられるようになりました。ベトナム税関総局の報 告によりますと、税関手続きの電子化が実施以来10ヵ月、税関部門の現代化目標が達成された上、通関手続きの短縮が図られてきました。
近年、欧米や、中国など従来からの輸出先で、様々な困難に直面している背景の中で、中東・北アフリカが潜在力ある新市場として浮上しています。
23日午前、中部タイン・ホア( Thanh Hoa) 省ティン・ザ( Tinh Gia) 県にあるギーソン( Nghi Son) 経済区でギーソン製油所・石油化学コンプレックスの起工式が行われました。
食糧安全保障の確保は政府の第一の関心事となっています。また、工業の発展と都市開発に伴う農地の縮小や気候変動が複雑に推移し、農業生産にマイナス影響 を与えている現在、食糧安全保障は重要さを増しています。食糧安全保障を確保しながらも、どのようにして農業生産高を向上させ、コメの輸出量を増加させる かは大きな課題となっています。
南部メコンデルタ地域は農業経済地区です。コメや、果物などの農産物と水産物の輸出は年々増えています。しかし、この地域の国内外投資の誘致はその潜在力に相応しくないと指摘されています。
かつてのベトナムは石油開発に際し、とれたガスを使用せず捨てていましたが、現在、ガス開発でよく知られる世界屈指の国へと成長しました。ガス部門は貿易、工業、交通運輸分野など、国内需要に応えられるようになりました。
豊富で新鮮な農産物と食品の原材料を持つベトナムは世界の多くの国に加工食品を輸出してきました。しかし、近年、世界的経済危機や、欧州をはじめ、各国の貿易障壁、厳しい要求・基準などの理由により、その輸出は様々な困難に直面しています。
TPP=環太平洋経済連携協定の交渉は最終ラウンドを控えていますが、ベトナムはこの協定への加盟により、世界経済への参入や輸出・投資の促進が図られると期待しています。ただ一方でチャンスに恵まれる傍ら、試練にも直面すると見られています。
先頃、ベトナム若手実業家協会はベトナム若手実業家運動20周年と「金の星」賞創設10周年を記念する式典を開催しました。この賞は経済発展に大きく貢献した優秀な実業家に授与されるものです。
近年、世界市場における多くのベトナム製品の商標知名度が高まっています。これは国の輸出の促進や、生産発展、国家の威信の向上などに寄与しています
クァンニン省は投資環境の全面的な改善、投資振興、投資優遇政策の実施に力を入れてきたことでFDI=外国直接投資の誘致の強化が図られてきました。また、同省は沿海地域の強みを投資誘致に生かしています。
今年の初めに、ベトナム北部山岳地帯のタイグエン省に喜ばしいニュースが入りました。それは、韓国のサムスングループが同省に20億ドルを投資すると決定したことです。