今年の上半期、ホーチミン市は世界経済危機による影響にもかかわらず、国内各地の中でも群を抜いてFDI=外国直接投資の誘致でトップとなっています。
年初からこれまで、ベトナム経済は様々な困難に直面していますが、積極的な兆を見せています。特に、工業が好転し、国の経済全体の回復に有利な条件を作り出していると評価されています。
経営活動に電子商取引を導入することは世界中の必至な動きですが、ベトナムも例外ではありません。ベトナムではインターネットの迅速な発展につれ、多くの企業がインターネット上の取引と経営の拡大に力を入れています。
先ごろ、計画投資省所属外国投資局は今年上半期のFDI=外国投資状況に関するデータを発表し、FDI誘致状況は積極的な兆を見せていると明らかにしました。
この間、ベトナムと日本との経済協力に関する一連のシンポジウムやフォーラムが開催されますが、「ベトナム・日本人投資家の魅力的な目的地」や「日本からベトナムへの新たな投資の波」という意見が相次いでいます。
統計総局の報告によりますと、同期に、GDP=国内総生産の伸び率は4・9%に達していますが、CPI=消費者物価指数は2・4%にとどまり、この10年間の最低水準となっています。
ベトナムは紡績縫製部門の発展を世界経済への参入と連携させ、進め、同部門を重点的な産業と輸出部門へと成長させる計画があります。
南部メコンデルタはベトナムの最大コメ生産地となっており、180万ヘクタールの耕作地でコメの2期作、3期作でき、その生産量は日増しに高まっています。
先頃、中部ハーティン省で開催された「2013年のベトナムの海と島週間」の枠内で、第6回ベトナム海洋経済フォーラムが行われました。
今年1月から5月までのベトナム経済は、マクロ経済に関する各指数が日増しに改善されているなど、引き続き積極的な変貌を見せています。
ベトナムは熱帯国であり、風と太陽光に恵まれ、海岸線は3200キロに及んでいます。これらは風力や太陽エネルギー、バイオエネルギーの開発に際し有利な条件となります。
国の経済が低迷状態にある中、政府はマクロ経済を安定化させながら、企業を支援する複数のプログラムを実施しています。
この数年、ベトナムは胡椒の生産と輸出で世界の1~2位を争う座についていますが、生産・加工発展計画が不充分なことから胡椒価格がいくつかの国より低くなっています。
統計によりますと、ベトナムの輸出品の90%は海路で出荷されています。こうした中、ベトナム北部の玄関口としての位置にある北部港湾都市ハイフォンの港湾発展は戦略的な意義を持つとみられています。
タイビン省は首都ハノイからおよそ110キロのところで、ホン川(紅河)デルタの沿海地域にあり、ハノイ、港湾都市ハイフォン、クァンニン省からなる経済開発の三角地帯の場所から様々な利点があります。
先ごろベトナム計画投資省はベトナムの海外向け投資状況に関する報告を発表した。
近年、南部ホーチミン市を訪れるならば観光客は必ず、同市の中心地にあるハスつぼみ形をどった塔に足を止めるでしょう。このタワーはビテクスコ・フィナンシャルタワー(Bitexco Fiancial Tower)と呼ばれるもので、ベトナム経済の飛躍的な発展並びに能動的かつ魅力的に満ち溢れるホーチミン市の姿を表しています。
この数年、世界経済の停滞による影響が続いているものの、北部各省に対するFDI=外国直接投資は急増しており、その中に工業団地の投資プロジェクトは多数を占めています。
2013年に入ってもベトナムの不動産市場は停滞し続けています。在庫と不良債務は解決すべき大きな問題となっています。
計画投資省によりますと、現在、ベトナムで活動中のFDIプロジェクトは1万4550件です。その登録資本金は2110億ドルに上っており、実施額は976億3000万ドルとなっています。