会議の様子
2025年のASEAN議長国を務めるマレーシアは、「包摂的かつ持続可能な発展」をテーマに掲げ、加盟国とともに具体的な協力の方向性を打ち出しています。主な優先事項としては、対話・外交・善意を通じた戦略的信頼の醸成のためASEANの中核的役割を強化するとともに、域外パートナーとの実質的かつ効果的な関係を拡大させること、域内貿易・投資の拡大を基礎とした持続可能かつ包摂的な成長の促進、経済連携・市場とサプライチェーンの接続、グリーン金融・投資およびデジタルレジリエンスの推進などが挙げられます。
また、「包摂性」と「持続可能性」を共同体構築の中核に据え、開発格差や社会的不平等の是正、国民生活の質の向上、気候変動への影響緩和にも注力していく方針です。
こうした背景の中で、今回の会議は極めて重要な意義があり、各国首脳が協力強化の戦略的方向性を協議・共有し、ASEAN共同体構築の歩みを加速させるとともに、対応力・適応力・連携力の向上を図り、地域の平和・安定・協力・繁栄に貢献する機会となっています。