それによりますと、ベトナムは引き続き外国企業にとって魅力的な投資先となっています。去年のFDI認可額はおよそ384億ドル、実行額はおよそ276億ドルと、いずれも増加し、実行額はここ数年で最も高い水準となりました。
世界経済の先行きが不透明な中でも、こうした結果は、投資環境や今後の成長への期待の高さを示しているとしています。
また、投資の内訳にも変化がみられ、新規投資の割合がやや低下する一方で、既存案件の増資や出資・株式取得は大きく伸びました。報告書は、こうした動きについて、外国企業が実際の事業拡大に踏み出している表れだと分析しています。
分野別では、加工・製造業が引き続き中心で、全体の半分以上を占めています。
投資先はホーチミン市やハノイ、バクニン省、ドンナイ省など主要地域に集中しているものの、ザライ省やフート省、ニンビン省といった新たな地域にも広がりがみられるとしています。
一方、ベトナム企業による対外投資も増加していて、去年はおよそ11億ドルが36の国と地域に投資されました。企業の海外展開が進みつつあるとみられています。
報告書では、今後の世界的な投資動向や国内の状況を踏まえ、投資環境の改善に向けた政策提言も示されています。
