式典には党中央委員会委員でVOV総裁のドー・ティエン・シー氏をはじめ、VOVの指導者、各省庁、在ベトナム各国大使館や国際機関の代表者らが出席しました。
冒頭には、VOV5の記者や編集者による歌舞公演が披露されました。
開会演説で、VOV5のフォー・カム・ホア局長は、1945年9月7日、VOVの創立と同日に誕生したVOV5の80年の歩みを振り返りました。当初は英語・フランス語・広東語の3言語で番組を放送していましたが、現在では13言語へと拡大し、内容や発信基盤も大きく発展しているとしています。
ホア局長は次のように強調しました。
(テープ)
「この道のりにおいて、対外向け放送は常に対外向けメディアの力を発揮し、勇敢で不屈、平和を愛し、世界の大国と肩を並べることを願うベトナムを、正確かつ迅速に伝えてきました。電波を通じて、世界各地のリスナーは『S字型の国』ベトナムを理解し、愛し、かつての独立闘争から今日の刷新と建設までを支援してくれています」
VOV5のグエン・ティ・フエ元局長も思い出を語りました。
(テープ)
「『ベトナムの声』に奉職できたことを幸運で誇りに思います。対外向け放送で過ごした33年間は、若さと献身、そして同僚の温かな支えの中で自らを成長させた年月でした」
式典では、1985年から5年ごとに実施されている「ベトナムについてどれだけ知っていますか」というコンテストの2025年表彰式も行われました。VOV副総裁でコンテスト審査委員長のゴー・ミン・ヒエン氏は次のように述べました。
(テープ)
「応募は32の国・地域から340件以上にのぼり、過去最多となりました。知識を競うだけでなく、世界のリスナーがVOVに寄せる友情の証しでもあります。受賞者は『友情大使』として、各大陸の人々の思いをVOVと平和を愛するベトナムに届けます」
最優秀賞は、インドネシアのルディ・ハルトノ氏、ルーマニアのビセンティウ・ダニエル・ゲオルゲ氏、そして日本の及川三晶氏に授与され、副賞としてベトナム5日間の旅行が贈られました。
受賞者のゲオルゲ氏は次のように語りました。
(テープ)
「VOVは放送局であると同時に、世界の友人を結ぶ架け橋です。信頼できるニュースや魅力的な文化番組に感銘を受け、周囲にも広めたいと思います」
また、ベトナム駐在キューバのロヘリオ・ポランコ・フエンテス大使は次のように強調しました。
(テープ)
「VOV、特に対外向け放送は、ベトナムが世界と友情を築こうとする尊い努力を示しています。独立闘争の熱気の中に誕生し、統一と建設の道を歩む証人として、80年間にわたり平和のメッセージを届けてきました」
一方、VOVのドー・ティエン・シー総裁は、最多の言語数を誇る対外向け放送の飛躍を高く評価し、今後も「団結・専門性・融合・革新・発展」という方針を掲げ、国の対外向け放送の旗手として地位を確立すべきだと述べました。シー総裁は次のように呼びかけました。
(テープ)
「国際競争に立ち向かうには戦略的なビジョンが必要であり、記者は語学とジャーナリズムに加え、AI人工知能を含む最新技術を活用できる力が不可欠です」
その功績により、中央宣伝教育・大衆工作委員会と中央対外委員会からは表彰状が授与され、外務大臣や国防大臣からも対外向け情報や国防広報での優れた貢献に対する表彰が贈られました。
式典は厳かで温かな雰囲気の中で幕を閉じました。初期の3言語から今日の13言語へと発展した歩みを振り返りつつ、世代を超えた記者たちが、グローバルな舞台でベトナムの平和的で友好的な姿を発信し続ける決意を新たにしました。
