2025年9月23日午前7時、クアンニン省で関係当局が住民を安全な避難先へ移動させ、台風上陸時に誰も残らないようにする(写真:Trường Giang/VOV-Đông Bắc) |
最初に直接的な影響を受けるとみられる東北部クアンニン省では、24日午後4時の時点で、コートー特別区の漁船460隻以上が台風の進路情報を受け取り、安全な避難先へ移動しました。同省防災司令部の報告によりますと、同日午後4時までに旅客船と観光船計479隻も避難を完了し、さらに、4100隻を超える漁船が省内外の港に停泊し、25日には順次安全な場所へ移動を続けています。そして、養殖施設や漁船で働く5000人以上の作業員が陸上に避難し、生け簀や養殖場の補強作業が進められています。
2025年9月23日午前7時の台風ラガサの位置と進路予測(写真:VNDMS) |
一方、24日夜、ハノイ市人民委員会のチャン・シー・タイン委員長は、市内すべての地区・村に対し、暴風雨対策の見直しを行い、特に高齢者や子どもなど弱い立場にある人々の安全確保、住宅や必需品倉庫の保護、必要に応じた住民避難の準備を指示しました。また、市は交通規制や路線の振替を実施し、各学校に対しても生徒の安全を守るための計画を立てるよう求めました。
他方、北部山間部ランソン省では、地方当局と連携して省軍司令部が2000人以上の兵士を動員し、さらに2500以上の資機材や車両を配置し、洪水や暴風雨への即応体制を整えています。
ランソン省軍司令部が2000人以上の兵士を動員し、台風への対応態勢を取る(写真:Duy Thái/VOV-Đông Bắc) |
台風ラガサは勢力が非常に強く、広い範囲で影響が懸念されていることから、各地で迅速かつ徹底した対策が取られています。



