アメリカ、国連安全保障理事会のガザ地区での停戦を求める決議案を拒否(写真:ロイター) |
国連安全保障理事会は18日、パレスチナ自治区ガザでの即時かつ無条件の恒久的停戦や、イスラエルによる支援物資搬入の制限解除を求める決議案を採決しましたが、否決されました。理事国15カ国のうち14カ国が賛成しましたが、常任理事国のアメリカが拒否権を行使しました。
イスラエルとイスラム組織ハマスの紛争をめぐり、アメリカが拒否権を行使するのは今回で6回目となります。決議案には、ハマスなどが拘束している人質全員の即時かつ無条件の解放も盛り込まれていました。
採決前、デンマークの代表は「ガザでは飢餓が確認された。予測や宣言ではなく、確認だ」と述べました。そのうえで「イスラエルはガザ市で軍事作戦を拡大し、民間人の苦しみをさらに深めている。この壊滅的な状況、人道的かつ人間的な失敗が、私たちに今日行動を起こさせた」と訴えました。
一方、アメリカの代表は「ハマスにはこの紛争を開始し継続させている責任がある」としたうえで、「イスラエルは紛争終結につながる条件案を受け入れたが、ハマスはそれを拒否し続けている。ハマスが人質を解放し、武器を放棄すれば、この紛争はきょうにも終結が可能だ」と述べました。(ロイター)

