この日、国連総会に合わせて気候変動に関する首脳会議(サミット)を主催しました。グテーレス氏は、11月にブラジルで開かれる国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)に向けて機運を高めるため、各国に新たな目標を発表するよう求めています。
アメリカのトランプ大統領は前日の国連総会演説で、気候変動を「詐欺」と非難し、欧州連合(EU)加盟国や中国などによる再生可能エネルギー技術の導入を批判しました。
中国に次ぐ世界第2位の温室効果ガス排出国であるアメリカは、現在パリ協定から離脱しています。この協定は、各国の気候変動対策計画を通じて地球の気温上昇を1.5度以下に抑えることを目指し、10年前に締結されたものです。
グテーレス氏は「パリ協定は変化をもたらした」と述べ、2015年の採択以来、各国の気候変動対策計画が完全に実施された場合の気温上昇予測が4度から2.6度に低下したと指摘しました。そのうえで「今度は2035年に向け、より大幅で迅速な新計画が必要だ」と強調しました。(ロイター)
