容疑者の男は身柄を拘束されました。警察は翌6日、テロやギャングに関連した事件ではないとの見方を示しました。
警察は、市内インナーウエスト地区で銃を無差別に発砲しているとの通報を受け、現場に急行しました。容疑者の男は、建物の上階から近くの車両や警察に向けて発砲したといいます。
当時の状況について、近くのオフィスで勤務していた男性は「車両のフロントガラスやバス停のガラスが粉々になった」と話し、「混乱していた。一瞬のうちの出来事だったので、何が起きているのか理解できなかった」とシドニー・モーニング・ヘラルド紙に語りました。
警察は周囲の道路を封鎖し、建物の上階の部屋に突入して容疑者の男(60)を取り押さえました。現場からはライフル2丁が押収されました。
負傷者20人のうち、複数が病院で治療を受けており、このうち1人は重傷といいます。
ニューサウスウェールズ州警察は「50〜100発の銃弾が放たれた」としています。また、事件の動機は不明ですが、「テロやギャングとは関係ないとみられる」と地元ラジオ局に述べました。
オーストラリアでの無差別発砲事件は比較的まれです。1996年、タスマニア州ポートアーサーで35人が殺害された事件を受け、全国的な規制強化が行われ、多くの自動銃・半自動銃の民間所有は禁止・制限されました。(AFP)
