討論には、加盟193か国およびオブザーバー国の代表が出席し、法の支配の意義と課題について意見を交わしました。

この討論に参加した国連常駐ベトナム政府代表部のドー・フン・ビエット大使は、「国際法を尊重し、誠実に実施することこそが、世界の平和、安全、そして持続可能な発展の根幹である」と強調しました。

また、近年、ベトナムが国際的な法的機関や協議プロセスに積極的に参加し、重要な文書の交渉・策定に貢献してきたことを紹介しました。
特に、ことし10月25日から26日にかけてハノイで予定されている「国連サイバー犯罪条約」署名開始式を主催することは、ベトナムがサイバー空間における法の支配を推進し、新たな国際的課題に協調して対応しようとする姿勢の表れだと述べました。
さらに 「戦争と分断の歴史を経験したベトナムは、平和と法の支配の(とうと)さを誰よりも理解している」と語り、あらゆる紛争を国際法に基づく平和的手段で解決するという原則を一貫して堅持していると強調しました。
そして、ベトナム東部海域(南シナ海)におけるすべての主張や行動は、1982年国連海洋法条約(UNCLOS)をはじめとする国際法に完全に適合すべきだと改めて主張しました。
【情報ボックス】
法務委員会(第6委員会)は、国連総会の主要6委員会のひとつで、加盟193か国の代表で構成されています。国際法の法典化や発展的整備を検討し、各国間の法的協力を推進する役割を担っています。