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ベトナム国家気象水文センターによりますと、北部4省の74の地区と村で浸水被害が起きており、水深が3メートルに達している地域もあります。特にバクニン省では洪水の水量が急激に上昇し、1986年の史上最高記録を超えて、9日の朝にはピークに達っしました。
最も被害が深刻なタイグエン省では、今後2〜3日間浸水が続く予想となっています。8日午後までの報告では、同省だけで死者4人、行方不明者2人、負傷者2人が出ており、約20万軒の住宅が浸水しました。また、約7,100ヘクタールの農作物と数十万匹の家畜も被害を受けています。水位が依然として高く、多くの世帯が孤立状態にあります。
タイグエン省の祖国戦線委員会委員長のディン・クアン・トゥエン氏は次のように語りました。
(テープ)
「住民の安全な場所への避難と浸水地域の衛生管理、そして食料支援が最優先課題です。ただし、ほぼ全域が浸水しているため、食料や生活必需品の確保が非常に困難な状況です」
ランソン省では過去2日間で最大280ミリの降雨を記録し、観測史上最大の洪水によってバクケ第1水力発電所のダムが決壊しました。幸い、当局が事前に800世帯以上を避難させていたため、大きな人的被害は免れています。
一連の豪雨と洪水による全体の被害は、死者8人、行方不明者5人、負傷者7人となっており、浸水した住宅は約17,000軒に上っています。現在も1,600軒の住宅が孤立状態にあり、救助活動が続けられています。

