2025年1月27日、イスラエルとハマスの停戦後、ガザ地区北部の自宅に戻るパレスチナの人々(写真:REUTERS/Ramadan Abed) |
協議はエジプトのシャルムエルシェイクで行われ、エジプト、アメリカ、カタールの代表団が仲介役として出席しました。
関係筋によりますと、ハマス側は人質の解放やイスラエルのガザ撤退の規模と時期について自らの立場を説明しました。また、イスラエルが恒久的な停戦と包括的な撤退を約束するかどうかについて懸念を示しました。
イスラエルとハマスはともに、アメリカのトランプ大統領が提示したガザ和平案の基本原則を支持する立場を表明しています。トランプ氏は6日、ホワイトハウスで記者団に対し、「ディール(取引)ができる本当に良いチャンスだ。永続的なディールになるだろう」と述べました。
ホワイトハウスのレビット報道官は、協議が現在進行中であるとしたうえで、トランプ政権はガザ地区での紛争終結に向けた計画を可能な限り迅速に進めるため全力を尽くしていると表明しました。また、イスラエルはアメリカと緊密に協力していると述べました。
トランプ氏は迅速な合意を望んでいますが、交渉について説明を受けたある当局者は匿名を条件に、協議には少なくとも数日を要するだろうとの見方を示しました。
一方、パレスチナ側の関係者は、相互不信が深いため、突破口が開かれる見通しには懐疑的で、イスラエルが人質を奪還した後に交渉を放棄する可能性があると懸念を示しました。
ハマス関係筋によりますと、トランプ大統領の計画にも含まれている、ハマスの武装解除を求めるイスラエル側の要求が、今後の協議で難題になる見通しです。ハマスは「イスラエルが占領を終わらせ、パレスチナ国家が樹立されない限り、武装解除には応じない」と主張しています。(ロイター)

