(写真:ロイター) |
戦争で頭に傷を負った娘と徒歩で自宅に向かったナビラ・バサルさんは「言葉では言い表せない気持ちです。神に感謝します」と停戦を喜びました。
イスラエル軍は、米国が仲介して8日に合意に達した戦争終結に向けたガザ和平計画第1段階の下で主要都市部から撤退しました。
エジプト大統領府の報道官は11日、ガザ停戦合意の最終化に向けた国際首脳会合を13日にシャルムエルシェイクで開催すると発表しました。会合には、トランプ米大統領を含む20人以上の首脳が出席する予定だとしました。
ハマスは停戦条件に従い、同日正午までに残りのイスラエル人人質を解放する見通しです。
イスラエルの商都テルアビブでは中心部にある「人質広場」に数万人が集まり、喜びの歓声を上げた。同広場ではこれまでガザ戦争の抗議活動が行われてきました。
停戦交渉で重要な役割を果たした米国のウィットコフ中東担当特使は、トランプ氏の娘婿ジャレッド・クシュナー氏、娘のイバンカ・トランプ氏とともに壇上に上がり、「この夜を夢見ていた。長い道のりだった」と語りました。
集まった人々からは「ありがとうトランプ、ありがとうウィットコフ」と叫ぶ声も聞かれましたが、ウィットコフ氏がイスラエルのネタニヤフ首相に言及するとブーイングが起こりました。
多くのガザ住民にとって、自宅はがれきと化しています。
アハメド・アル・ジャバリさんはガザ市のがれきの中に立ち、「40年前に建てた家が一瞬にして消えてしまった。流血も殺りくもなくなるのはうれしいが、20年間テントで暮らすことになるのだろうか」と語りました。(ロイター)

