スミス氏は下院軍事委員会の元委員長で、現在は同委員会の民主党トップを務めています。
下院議員団が訪中したのは新型コロナウイルス禍前の2019年以来で、20年には新型コロナのパンデミック(世界的大流行)の起源を巡る意見の相違によって、予定されていた訪問が中止されていました。スミス氏は二大経済大国である両国が「関係を強化するためには双方が取り組むべき課題があることを、中国、米国の両国とも認識しており、米下院代表の訪中が7年、いや6年も空くような事態はあってはならない」と強調しました。トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は今月19日に電話会談をしました。両国はトランプ氏が輸入品への関税を引き上げたことに伴う貿易摩擦の激化、米国による中国への半導体輸出規制、中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米国事業での対立、中国が領有権を主張して他国と争っている南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島に関わる問題、中国政府が自国の領土だと主張する台湾を巡る対立などで緊迫化した関係改善に向けた道筋を模索しています。(ロイター)
