授賞理由は「イノベーションと経済成長」としました。

3氏は技術進歩の原動力となる仕組みを解明しました。人類史のほとんどの期間で経済成長は停滞しましたが、新しい製品や生産技術が出てきて古いものと置き換わることで持続的な成長が生じ、生活水準が向上するメカニズムを解き明かしました。

受賞者のうちモキーア氏は歴史的資料を用いて、産業革命以降、特定の発見が次の発明を生み、持続的な成長が可能となっていくプロセスを解明しました。技術革新が続くための科学的な素地や、発明を受け入れる社会的基盤の重要性も強調しました。

同じく持続的成長のメカニズムを研究したアギオン氏とハービット氏は、旧来の製品を新たな製品が押しのけることで成長が加速する「創造的破壊」のプロセスを数学的なモデルで表現しました。(日経)