(写真:THX/TTXVN)

一方、25年については2.4%と、前回の0.9%から引き上げました。関税措置を見据えた米国への前倒し輸入や人工知能(AI)関連物品の貿易増加を主因としました。ただ、24年の2.8%を依然として下回る水準にあります。

オコンジョイウェアラ事務局長はジュネーブで記者団に対し、「来年の見通しは暗い。非常に懸念している」と言及しました。ただ、世界貿易システムは耐性を示しており、ルールに基づく多国間システムは貿易の混乱の中で一定の安定性をもたらしていると述べました。

また、関税措置が貿易の重しになっているとした上で「駆け込み輸入や4月から8月にかけて行われた多くの関税一時停止措置により、その影響は今年後半から来年にずれ込んでいる」と述べました。

WTOの報告書によりますと、25年上半期の世界の物品貿易量は前年比4.9%増加しました。

WTOは、世界の国内総生産(GDP)成長率は25年の2.7%から、26年には2.6%に小幅鈍化すると予測しています。(ロイター)