スーダン・南コルドファン州の難民キャンプで生活する子どもたち(写真:REUTERS/Thomas Mukoya) |
国連世界食糧計画(WFP)は15日に発表したリポートで、世界的な人道支援の削減により、アフガニスタン、コンゴ民主共和国、ハイチ、ソマリア、南スーダン、スーダンなどで新たに1370万人が深刻な飢餓に陥る恐れがあると警告しました。
WFP最大の援助国であるアメリカは、トランプ大統領の下で対外援助を大幅に削減しており、他の主要国も開発や人道支援の削減を実施または発表しています。
リポートでは「WFPの資金はかつてない厳しい状況にある。2025年の資金は40%減少し、予算は24年の100億ドルから64億ドルに縮小する見込みだ」と予想しました。特に、アフガニスタン、コンゴ民主共和国、ハイチ、ソマリア、南スーダン、スーダンの6カ国における主要な支援活動は年内に深刻な資金不足に直面するとしています。
ただ、WFPの広報担当者は16日、深刻な食糧危機の増加はこれら6カ国だけではないと述べました。
またリポートは、食糧支援削減により1370万人の状態が、5段階の国際飢餓尺度における「危機」から、飢餓の一歩手前に相当する「緊急」に陥る恐れがあると推定しました。(ロイター)

