サラ・ムラーリー氏、2025年10月3日、イギリスのカンタベリーにあるカンタベリー大聖堂の内部で(写真:REUTERS/Toby Melville)

ムラーリー氏は、世界中でおよそ8500万人の信者を抱える聖公会の儀式上のトップにもなります。聖公会は、同性愛が非合法とされる国を含むアフリカの保守的なキリスト教徒と、一般的にリベラルな欧米のキリスト教徒とに分かれています。

アフリカとアジアにまたがる保守的な聖公会グループ「GAFCON」は、ムラーリー氏の任命について、イギリス国教会が「指導する権威を放棄した」ことを示すものだとして、即座に批判しました。

2018年からロンドン主教を務めているムラーリー氏はこれまで、シビルパートナーシップや結婚における同性カップルの祝福を認めるなど、教会内でいくつかのリベラルな措置を支持してきました。

来年3月に就任するムラーリー氏は「希望と癒し」を見いだすために人々を一つにしたいと表明しました。声明で「私は非常に単純に、教会が成長し続けるよう働きかけていきたい」と述べました。(ロイター)