中部沿海部フーイエン省の師範大学で学ぶ学生たちは今年の夏、故郷の新農村作り運動に積極的に参加しています。
ベトナム北部紅河デルタ地域にあるフンイエン省は国内外で竜眼(竜眼)の栽培地としてよく知られています。
先週のベトナム紹介番組で、バッチャン村の新農村作り運動が紹介されました。今日のこの時間は引き続き、ベトナムの有名陶器の伝統職業村としての新農村作りのモデルをご紹介します。
北部のホン川沿いにあるバッチャン村は首都ハノイの中心地から10キロほどの所にあり、陶器の伝統職業村として国内外でよく知られています。
トゥエンクァン省、ソンズォン県、タンチャウ村は北部山岳地帯の地方です。村の人口が4千人で、大多数はタイ族、ノン族、ザオ族、カオラン族、キン族の各民族の人々です。
北部紅河デルタ地域の中心にあるタイビン省タイトゥイ県は16の村がありますが、その中で、トゥイニン村はベトナム新農村作り運動のモデルとなっています。
新農村作り運動はベトナムで活発に実施されています。これにより、農民の物心両面での生活は著しく改善されており、農村部の環境が美しくなり、民族文化色がきちんと保存されています。
新しい農村作り運動の目的は農民の物心両面の生活水準を向上させると共に、民族の伝統文化を保存しながら、農村の経済社会のインフラを整備し、清潔な環境を作るためのものです。こうしたことから、文化的な生活作りは新しい農村作り運動の目標の一つとして位置づけられています。
ベトナムの新農村作り運動において、文化は物心両面での住民の生活レベルの向上に向けて重要な役割を果たしています。
ベトナムの新農村作り過程において、文化は重要な役割を果たしています。新農村というモデルを実現するためには、農村部の経済力と農民の文化生活を向上させる必要があります。
今年、ベトナムはディエンビェンフー作戦勝利60周年を記念していますが、この数ヶ月間、ベトナム北西部にあるディエンビェン省は国内外の注目を集めています。それは今から60年前、この土地でフランス植民地主義者のベトナム支配に終止符を打つことになったディエンビェンフーの戦いが行われた場所であるだけでなく、現在この土地は大きく様変わりているからです。
現在、中部タインホアー省で新農村作り運動の全ての目標を達成した地方は12の村にのぼっていますが、今年の年末に27になる見通しです。
北部タイビン省 トゥイバン村はベトナムの新農村作り運動のモデルとなっています。この村の道路は既に舗装され、水利施設も整備されました。地方行政当局と住民は力を合わせて、故郷の建設事業に積極的に寄与しています。
ベトナム西北部に位置するディエンビエン省(dien bien)は21の少数民族の人々が共存しています。様々な伝統文化の色彩を持つデェンビェン省は潜在力を生かして、観光産業を発展させており、ベトナムの新農村作り運動に積極的に寄与しています。
新農村作り運動はベトナム国内各地に広がっています。この運動の主人公は農民ですが各企業もこの運動に積極的に参加しています。
クァンニン省はベトナム東北部にあり、バクボ湾、いわゆる、トンキン湾に属する省です。同省が新農村作り運動を開始してからの3年、重点的農産物生産地区と農産物の加工工場が設置され、農、林、海産物の製品が国内各地に出荷されています。これにより、クァンニン省の住民の生活が著しく改善されています。
北部山岳地帯ラオカイ省バクハ県には3ヶ所に貧しい村が残っていますが、その中にナーホイ村があります。村と言っても、日本の「郡」に担当します。この村には15の集落があり、ヌン族、ザオ族、モン族などの少数民族12族の4220人が住んでいます。
タンバン村はハノイから南方へ15キロ離れたところにあります。稲作に従事しているこの村の農民は1990年代までに貧しい生活を送っていましたが新農村作り運動を実施した以来、住民の生活は著しく改善されています。
かつて、クァンチという土地では戦争や洪水など多くの被害を受けた中部の貧しい地方だと思われていました。しかし、現在のクァンチ省は新農村作り運動を通じて、大きな変貌を見せています。
ベトナム中部クァンチ省ビンリン県ビンタク村はチュォンタンサン国家主席の応援により新農村作り運動を行っています。